プロフェッションジャーナルNo.649が公開されました。

Profession Journal
【今週のお薦め記事】
梶野研二税理士の『相続税の実務問答』では、相続時精算課税適用後の贈与において贈与税の除斥期間が経過したみなし贈与財産について解説。贈与税が課税されていなくても相続税の課税価格への加算が必要となる点を、債務免除による株式価値増加の事例で確認します。令和7年1月の東京地裁判決も参照しながら実務上の留意点を整理します。

最終回を迎えた『国家安全保障から見る令和7年度及び近年の税制改正』では、高市政権下の経済対策における国家安全保障戦略を踏まえ、17の戦略分野への税制支援や経済安全保障の強化策を解説。(荒井優美子公認会計士・税理士)

『《顧問先にも教えたくなる!》資産づくりの基礎知識』が今回で最終回となります。NISAやiDeCoの拡充が進む一方、国民年金のみの加入者との格差拡大が懸念される現状を指摘しつつ、税制優遇制度を活用するには、儲けの知識ではなく自らの生き方を支えるツールとしてのお金の知識が不可欠であると強調。これからの時代に必要な視点が示されています。(山中伸枝CFP)